メモ帳の代わり

東京暮らしの28歳/魅力的な人間を目指してます/




【※ネタバレあり】約束のネバーランド12巻の感想

こんにちは。トムです。

本日1月4日は、待ちに待った約束のネバーランドの発売日ですね!

 

私は、昔から紙の本で購入し続けているワンピースを除いて、マンガはKindleで購入しています。コンビニなんかもそうですけど、発売日の0時を過ぎたタイミングでダウンロードして、読むことができます。

昔は、新刊が出てもその日の夜まで読めない。ていうイメージが強かったんですけど良い時代になりました笑

約束のネバーランドの11巻は11月に発売だったので、2か月に1回のペースでの発売です。すごい早く感じます。ありがたいです。

※感想にはネタバレ含みますので、未読の方はお気を付けください。

 

 

 

 

感想

1.登場キャラクター爆増

11巻からこの傾向が出てくることは明白でしたが、やはり登場するキャラクターがめちゃくちゃ多いですね。

エマが子どもたち一人ひとりを大切にし、「誰も死なせたくない」という信念で動いている以上、モブという扱いのキャラクターを作るのは難しい気がしてました。

ただ、全員で行動するのではなく、メインの探索シーンを限られた人数で描くことで「誰だっけ」ていうシーンはほとんど無かったですね。

ラートリー家の手下に殺されてしまったキャラクターについては、「誰だっけ」という言葉を言わずにはいられませんでしたが。

次巻ではGF組・GV組の60名近くで行動するシーンが描かれそうです。読者が付いていくためには復習が必須ですね。

何度も読んでも楽しめるからいいんですけど。

2.テンポ

登場人物の増加に伴って、ものすごくテンポダウンするんだろうなあ。と思っておりました。

ワンピースなんかでも何人ものキャラクターに焦点を当て、セリフを与えてしますと、同じ島に10巻以上留まるようなこともありましたし。 

でも、全くの検討違いでした。予想をはるかに上回るペースで、物語が進行していきましたね。

テンポが良くて読みやすい。とかいうレベルじゃなかったですね。時間軸が15年前、7日前、現在、3か月後、1年半後というように、前後しまくりの1冊でした。ちょっと目が回りました。

3周読んでやっとこさ理解できたって感じです。

このままだとフィルと約束した2年後には、次巻で到達しそうな勢いです。20巻くらいには完結してしますんでしょうかね。

3.思考することが大切 

このマンガのメインテーマはやっぱりこれな気がします。

  • 状況を見る
  • 分析する
  • 行動する

の3点セット。小学生なんかが読んで、このプロセスの大切さなんかを感じてくれたらいいなあ。としみじみ思ってます。

この作品は読んでて面白いですし、書店での並べ方からもすごい人気があるんだろうな。ていうのは分かるんですけど、どの層に受けているんですかね。

私の周りの社会人には、これが好きな人いないんですけど、中高生とかが一番ピークなのかな。年齢的には小学生が近いけど。この辺は調査の価値があるかもですね。次巻の記事を書くときにでもやってみますか。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

【教科書にしてほしい】メモの魔力

こんばんは。トムです。

正月休みを利用して、SHOWROOMの代表である前田裕二さんの著書

メモの魔力」を読みました。

今回は、この本を読んだきっかけ感想について書こうと思います。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

1.きっかけ

1-1.書店でやたらと見かける

2018年の12月24日に本書は発売されました。それからというもの、毎日通る駅の本屋さんでも、たまに行く本屋さんでも、目立つ位置に面陳されていて、すごく目に付くようになりました。

著者の前田さんの知名度が高いこともあってか、世間の関心の強さ感じました。

本屋さんとしても、売り上げがいいから、目立つ場所に置いているんだろうしということで、これは読まなきゃなあ。と思い始めてました。

1-2.自己分析に役立つらしい

メモの魔力について、Kindleストアで調べてレビューコメントを少し読みました。

コメントによると、本書の巻末には自己分析のための質問1000問が付録として付いていて、また本編でも自己分析・自己理解の重要性に関する内容が説かれているとのことでした。

自分自身を知るというのは、最近気にしているテーマだったので、強く興味を惹かれました。

 

2.感想

ということでKindleストアにて早速購入しました。

200ページ以上あるんですけど、実際のメモ画像などを挟みながら、読みやすい文章が展開されるため、1日足らずで読了することができました。

てことで感想はこんな感じです。

2-1.メモの種類と使い方

本書では、メモの種類について、2種類に分類されています。

  • 事実を記録するためのメモ
  • 思考を鍛え、アイデアを生み出すメモ

学校や会社で教わるのは「前者」、本書でいうメモは「後者」に当たります。

自分で考えて気づけよ。と言われればそれまでなのですが、こういうメモの仕方を学校なんかでは学びたかったですね。

事実だけを記録する作業は、スマホとかパソコンの得意分野で、人に期待されていることでは無くなりつつあります。

センター試験を始めとする入試改革もその流れですよね。事実を覚えるだけでは意味がなくて、その先の事実を応用したアイデアを出せるかが重要視されていく社会ができつつあると思います。

2-2.人間らしく生きるために

上記のような社会の流れ・変化に対応する為に、メモを利用して思考力を鍛えることは非常に重要です。

本書で紹介されている手法は、メモを「事実のインプット」に止めず、「インプットからアウトプット」までのフレームワークに落とし込んでいます。

アウトプットまでメモの中で行うことで、日常の些細な出来事全てが、思考力を鍛えるためのトレーニング教材となり得ます。

具体的には、以下のフレームワークを用います。

  1. ファクト:事実をメモする。
  2. 抽象化 :What How Whyの問いでファクトを掘り下げ、広範囲で適用可能な言葉に変換。
  3. 転用  :別の事柄に応用できないかを考える。

詳細な説明は本書を読んでいただければ分かりますので割愛しますね。

ファクトがインプット、転用がアウトプットに当たり、それぞれを繋ぐための抽象化があります。

この一連の流れを通してこそ、初めてメモを取ったといえることになります。

2-3.自己分析ツールとしても秀逸

本編の中で、

メモで利用したフレームワークを自分自身のことに適用することで、自己理解を深めることが可能。という内容があります。

例えば、「将来の夢は?」という質問に対して、

野球選手(ファクト)

⇒大観衆の前に立ちたいから(抽象化)

⇒アーティストでも観衆の前でパーフォーマンスできる(転用)とか

⇒野球の練習が必要(転用)

というように、フレームに当てはめて自分の分析ができます。

私も就活生だったときに、自己分析なるものを行いましたが、ファクトの列挙に終始していたように思います。

ひとつの答えに対して「なぜなのか」という問いを与えることで、さらに深みを持たせることができますし、

例えば面接の場合、採用側が求めているのは抽象化や転用の先にある答えですよね。

前述したように、巻末に「自分を知るための【自己分析1000問】」という付録がついており、それぞれに対して上記の方法で答えていくと、自己分析が捗りますね。

2-4.Kindleだと付録が辛いかも。。。

巻末には自己分析の問いとは別に、「SNSで募集した人生の軸」というのがあります。

これはツイッターの企画で、人生の軸をツイートしてもらい、それを抜粋して掲載しているものです。

ほかの人の生き方から学べることもあるだろう。という意図だと思います。

見てみると、共感できる人、できない人と様々で、個人の多様性を感じられると思います。

で、これなんですけど、1ページ当り50人分くらいの内容が書いてあって、電子書籍で読むとフォントがすごく小さく感じます。紙の場合だとどうか知りませんが。

それでも読めないということは無いんですけどね。

ぱーっと眺めてると「これいいな。」って思うものが結構あるので、

素敵な企画だったのではと思います。

何より本の出版に関われるってすごいですよね!

 

3.まとめ

ということで、「メモの魔力」の感想でした。

  • 考える力を付けたい。
  • 自分のことを知りたい。

という方にすごくお勧めの一冊です。

内容も整理されており、分かりやすいので読みやすいです。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

お読みいただき、ありがとうございました。

【シュガーラッシュ】恋愛工学生の感想

こんにちは。トムです。
2019年もよろしくお願いします。
新年一発目は、
はてなブログで募集されているお題「理想のコンビ」について書きます。
というのも、このお題、2日前くらいに観てきた「シュガーラッシュ:オンライン」にちなんだものらしいです。
せっかく映画見たことだし、シュガーラッシュに出てくるラルフヴァネロペに注目して記事を書いてみようと思った次第です。
映画全体への感想は、こちらの記事に書いてますので、よろしければお読みください。
wtomtom.hatenablog.com


目次

1.非モテコミットの悪

私もわかってます。ラルフとヴァネロペは恋人関係ではなく友人関係です。
だから非モテコミットとかいう話になるのはちょっと変なんですけど、
劇中のラルフの行動や心情の変化を見ていると、この言葉を思い出さずにはいられませんでした。
二人とも、ゲームの中のキャラクターなので年を取ることは無いんでしょうけど
ヴァネロペが成人したころには、ラルフが結婚したいとか言い出す未来が見えてしまいます。
ラルフにはヴァネロペしかいないという状態が、彼女への依存状態を作ってしまってます。
そのせいか、ヴァネロペが「シュガーラッシュ」から別のゲームへ移りたいという想いを話した時も、それを受け入れることができませんでした。
劇中中盤のあの状態では、理想のコンビには程遠い状態だったと思います。

2.依存ではなく尊重

理想のコンビというのは、相手がいないと困る。ではなくて、
相手を意識することで成長できたり、大きな力が出せる存在なのだと思います。

そういった存在になるためには、依存するのではなく、尊重が必要です。
劇中でも、ヴァネロペと離れたくないというラルフの想いは、
自分勝手なものでヴァネロペがどうしたいのか。という視点が抜け落ちていました。
理想のコンビであるためには、相手の気持ちを受け入れて、お互いがお互いの場所で成長しようと言い合える関係が素敵なのかなと思います。

私も、昔同棲していた彼女との関係で、同じような選択を迫られた場面がありました。
というか選択するのは彼女だったんですけど、私が自分に都合の良い意見を押し付けたのをよく覚えています。
「地元」と「彼氏の近く」との選択肢があるときにどっちが選ぶかなんて、
彼氏にどれだけの魅力があるかどうかだけの問題だったのだと思います。
私もラルフのように彼女に依存していたので、こっちに来てほしいという思いだけを伝え続けて、相手の気持ちの理解をおざなりにしていました。
結局その子とは別れましたけど、依存関係にあったわけだし仕方のないことだなあ。と思います。
それ以来、ちゃんと将来を賭けて付き合っていく人とは、お互いに高めていける関係を目指したいと考えるようになりました。

「シュガーラッシュ:オンライン」を見るきっかけをくれたのは、
前作を勧めてくれた上記の彼女でした。
結局ラルフとヴァネロペも離れ離れで暮らすことになった展開なども含めて、
思い出すことは多かったですね。感傷的な気持ちにもなりました。
でも、ネタが多く面白い作品でした。

お読みいただき、ありがとうございました。

#シュガラお題「理想のコンビ」



sponsored by 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」(12月21日公開)

【心のキャッチボール】マンガでわかる!誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方

こんにちは、トムです。

2018年おそらく最後の投稿になります。1年間ありがとうございました。

 

今回は、Kindle Unlimitedのラインナップに気になるマンガがあったので、

それを読んだ感想書きます。

タイトルは

マンガでわかる!誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方」です。

 著者は野口 敏さんで、このマンガ以外にも、会話に苦手意識がある方に向けた作品を書かれている方です。

このマンガのタイトルにもある、「会話がとぎれない!話し方」というテーマでシリーズ化されています。

 

〜きっかけ〜

私は会話が苦手ではない。むしろ好きだと自覚しているんですけど、

人と会話するときに、前半は盛り上がるけど、後半ネタ切れを起こす。

というのを今年、何度か経験しました。

最初は笑い声が響いてたのに、どんどん沈黙が増えていく。なかなかに恐ろしい状況です。。

その状況を克服する糸口を見つけるために、本書に手を取りました。

 

〜感想〜

本書が会話で気をつけてほしいポイントは次の2つだと理解しました。

  1. 相手の話を集中して聴く。
  2. 事実と感情をセットにして話す。

 

1.相手の話を集中して聴く。

会話を続けるためには、相手に気持ちよく話してもらう必要がある。

そのためにはどうするか。相手の言いたいことを理解すること。が大事になります。

本書では、そのための方法として、いきなり質問せずに、聴くに徹するというのを勧めています。

私自身、自分が喋りたがってしまうところがあるので、反省すべきポイントだなと

読みながら思いました。

文章にすると当たり前のことではあるんですけど、意外とできていないので、意識して会話に望むようにします。

 

2.事実と感情をセットにして話す。

これが本書の中で一番強調し、繰り返されていたように思います。

要は、質問するときもされたときも、事実+感情での会話を心掛けよう。ということです。

人は基本的に自分の話をしたいし聞いてほしいという欲求があります。

感情に関する話は、その人独自の部分にスポットが当たるため、そういう欲求が満たされやすいんですよね。

そういう意味で、感情の話は会話を盛り上げるためにうってつけです。

趣味でカメラをやっている人がいたら、

「カメラ」について掘り下げるのではなく、「カメラが好きな人」について掘り下げるイメージです。

  • なぜ好きなのか。
  • どんな写真を撮ると楽しいのか。

などなどその人独自の感性が出てくる質問をしていくようにしましょう。

質問への回答も同様ですね。

私もその辺の意識が足りていなかったので、気をつけます。

会話している相手自身の話を聞き出すべし。

このことに気付くことができたので、本書に出会えて本当に良かったと思う次第です。

 

会話が続かなくて困っている方は、是非読んで見てください。

マンガで書かれているので、テンポよく読み進めることができます。 

 お読みいただき、ありがとうございました。